20 5 / 2012

金金節

金金節
    作詞・作曲:添田唖蝉坊  唄:小沢昭一

金だ金かね 金かね金だ
金だ金かね この世は金だ
金だ金だよ 誰が何と言おと
金だ金だよ 黄金万能

金だ力だ 力だ金だ 
金だ金金 その金欲しや
欲しや欲しやの顔色目色
見やれ血眼くまたか目色

一も二も金 三・四も金だ
金だ金かね 金かね金だ
金だ明けても 暮れても金だ
夜の夜中の 夢にも金だ

泣くも笑うも 金だよ金だ
バカが賢く 見えるも金だ
酒も金なら 女も金だ
神も仏も 坊主も金だ

坊主可愛や 生臭坊主
坊主頭にまた毛が生える
生えるまた剃るまたすぐ生える
はげて光るは つるつる坊主

坊主抱いてみりゃ
めちゃくちゃに可愛い
尻か頭か 頭か尻か
尻か頭か 見当がつかぬ
金だ金だよ医者っぽも金だ

学者・議員も政治も金だ
金だチップも賞与も金だ
金だコミッションも賄賂も金だ
夫婦・親子の中割く金だ
金だ金だと 汽笛がなれば
鐘もなるなる ガンガンひびく
金だ金だよ 時間が金だ
朝の5時から 弁当箱さげて

ねぼけ眼で 金だよ金だ
金だ工場だ 会社だ金だ
女工・男工・職業婦人
金だ金だと 電車も走る

自動車・自転車・人力・馬力
靴にわらじに ハカマにハッピ
服は新式 サラリーマンの
若い顔やら 気のない顔よ

神経衰弱 栄養不良
だらけた顔して 金だよ金だ
金だ金だよ 身売りの金だ
カゴで行くのは お軽でござる

帰る親父は 山崎街道
与市べえの命と 定九郎の命
勘平の命よ 三つの命
命にからまる サイフのひもよ

小春・治兵衛 横川忠兵衛
沖の暗いのに 白帆がみえる
あれは紀の国 みかんも金よ
度胸どえらい 文左衛門だ

江戸の大火で暴利を占めた
元祖・買い占め・暴利の本家
雪の吉原 大門うって
まいた小判も 金だよ金だ

お宮貫一 金色夜叉も
安田善次郎も 鈴弁も金だ
金だ教育 学校も金だ
大学・中学・小学・女学
語学・哲学・文学・倫理
理学・経済学・愛国の歴史
地理に音楽 幾何学・代数
簿記に修身 お伽に神話

コチコチに固くなった頭へ詰める
金だ金だと むやみにつめる
金だ金だよ 金かね金だ
そうだ金だよ あらゆるものが

動く・働く・舞う・飛ぶ・走る
ベルがペン先が ソロバン玉が
足が頭が 目が手が口が
人が機械か 機械が人か

めったやたらに 輪転機が廻る
金だ金だと うなって廻る
「時事」に「朝日」に「万朝」「二六」
「都」「読売」「夕刊報知」

捨子・かけおち・詐欺・人殺し
自殺・心中・空巣に火つけ
泥棒・二本棒・ケチンボ・乱暴
貧乏・ベラ棒・辛抱は金だ

金だ元から 末まで金だ
みんな金だよ一切・・金だ
金だ金だよ この世は金だ
金・金・金・金 金金金だ

『流行り唄五十年―唖蝉坊は歌う』
  添田知道(そえだ・ともみち)=著 小沢昭一=解説・唄
  朝日新書 朝日新聞出版 2008-04-30 の9~13ページに歌詞全文を掲載。

20 5 / 2012

あきらめぶし (添田唖蝉坊)

              添田唖蝉坊

地主金持は我儘者で、役人なんぞは威張る者。
  こんな浮世へ生れて来たが、我身の不運とあきらめる。

お前この世に何しに来たか、税や利息を払うため。
  こんな浮世へ生れて来たが、我身の不運とあきらめる。

苦しかろうが又辛かろうが、義務は尽くさにゃならぬもの。
  権利なんぞを欲しがる事は、出来ぬ者だとあきらめる。

たとえ姑が鬼でも蛇でも、嫁は柔順(すなお)にせにゃならぬ。
  どうせ懲役するよなものと、何も言わずにあきらめる。

借りたお金は催促されて、貸したお金は取れぬもの。
  どうせ浮世は斯様(こう)したものと、私ゃ何時でもあきらめる。

米は南京、お菜(かず)はひじき、牛や馬ではあるまいし。
  朝から晩までこき使われて、死ぬより増しだとあきらめる。

どうせ此の世は弱い者いじめ。貧乏泣かせだ是非もない。
  こんな浮世へ生れて来たが、我身の不運とあきらめる。

汗を絞られ油を取られ、血を吸い取られた其の上に、
  投(ほう)り出されてふみつけられて、これも不運とあきらめる。

長い者には巻れて了(しま)え。泣く子と地頭にゃ勝たれない。
  貧乏は不運で病気は不孝、時よ時節とあきらめる。

あきらめなされよ、あきらめなされ、あきらめなさるるが無事である。
  私ゃ自由の動物だから、あきらめられぬとあきらめる。

20 5 / 2012

ああ金の世 (添田唖蝉坊)

              添田唖蝉坊

ああ金の世や金の世や。地獄の沙汰も金次第。
  笑うも金よ、泣くも金。一も二も金、三も金。
親子の中を割くも金。夫婦の縁を切るも金。
  強欲非道と譏(そし)ろうが、我利我利亡者と譏ろうが、
痛くも痒くもあるものか、金になりさえすればよい。
  人の難儀や迷惑に、遠慮していちゃ身がたたぬ。

ああ金の世や金の世や。希望(ねがい)は聖(きよ)き労働の
  我に手足はありながら、見えぬくさりに繋がれて、
朝から晩まで絶間なく、こき使われて疲れ果て
  人生(ひと)の味よむ暇もない。これが自由の動物か。

ああ金の世や金の世や。牛馬に生れて来たならば、
  あたら頭を下げずとも、いらぬお世辞を言わずとも
済むであろうに、人間と 生れた因果の人力車夫(くるまひき)。
  やぶれ堤灯股にして、ふるいおののくいぢらしさ。

ああ金の世や金の世や。蝋色塗の自動車に
  乗るは妾か本妻か。何の因果ぞ機織りは、
日本に生れて支那の米。綾や錦は織り出せど、
  残らず彼等に奪われて、ボロを着るさえままならぬ。

ああ金の世や金の世や。毒煙燃ゆる工場の、
  危うき機械の下に立ち、命を賭けて働いて、
くやしや鬼に鞭うたれ、泣く泣く求むる糧の料(しろ)。
  顔蒼ざめて目はくぼみ、手は皆ただれ足腐り、
病むもなかなか休まれず。聞けよ人々、一ふしを。
  現代の工女が女なら、下女やお三はお姫さま。
ああ金の世や金の世や。物価は高くも月給は
  安い。弁当腰に下げ、ボロの洋服破れ靴。
気のない顔でポクポクと、お役所通いも苦しかろう。
  苦しかろうがつらかろうが、つとめにゃ妻子の(あご)が干る。

ああ金の世や金の世や。貧という字のあるかぎり、
  浜の真砂と五右衛門は、尽きても尽きぬ泥棒を
押さえる役目も貧ゆえと、思えばあわれ、雪の夜も、
  外套一重に身を包み、寒さに凍るサーベルの、
つかのま眠る時もなく、軒端の犬を友の身の、
  家には妻の独り寝る、煎餅布団も寒かろう。

ああ金の世や金の世や。牢獄(ろうや)の中のとがにんは、
  食うにも着るにも眠るにも、世話も苦労もない身体。
牛や豚さえ小屋がある。月に百両の手当をば、
  受ける犬さえあるものを。「サガッチャコワイ」よ神の子が、
掃溜などをかきまわし、橋の袂(たもと)や軒の下、
  石を枕に菰(こも)の夜具、餓えて凍えて行路病者(ゆきだおれ)。

ああ金の世や金の世や。この寒空にこの薄着。
  こらえきれない空腹も、なまじ命のあるからと、
思い切っては見たものの、年取る親や病める妻、
  餓えて泣く児にすがられて、死ぬにも死なれぬ切なさよ。

ああ金の世や金の世や。神に仏に手を合わせ、
  おみくじなんぞを当てにして、いつまで運の空頼み。
血の汗油を皆吸われ、頭はられてドヤサレて、
  これも不運と泣き寝入り、人のよいにも程がある。

ああ金の世や金の世や。憐れな民を救うべき、
  尊き教えの田にさえも、我儘勝手の水を引く。
これも何ゆえお金ゆえ、ああ浅ましき金の世や。
  長兵衛宗五郎どこにいる。大塩マルクスどこにいる。

ああ金の世や金の世や。互いに血眼皿眼(ちまなこさらまなこ)。
  食い合い奪(と)りあいむしり合い、敗けりゃ乞食か泥棒か、
のたれ死ぬか、土左衛門、鉄道往生、首くくり。
  死ぬより外に道はない。ああ金の世や金の世や。

13 5 / 2012

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13 5 / 2012

(Source: futureisfailed, via kami2008)

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30 4 / 2012

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29 4 / 2012

29 4 / 2012

ruiueyama:

ベジェ曲線をHTMLのCanvasタグを使って自分で描画してみた。上の画像はそれをGIFアニメーションにしたもの。
ベジェ曲線というとコンピュータ上で見かける滑らかな曲線の代表的なもので、3次ベジェ曲線では4つの制御点でひとつの曲線が定義される。最初と最後の制御点は始点と終点を表していて、残りの二つの点の置く場所によって曲線の向かう方向とその勢いを制御することができる。
いままでベジェ曲線の理解はあやふやだったのだけど、Wikipediaの説明を読んで自分で描画してみたら意外と簡単だった。

ruiueyama:

ベジェ曲線をHTMLのCanvasタグを使って自分で描画してみた。上の画像はそれをGIFアニメーションにしたもの。

ベジェ曲線というとコンピュータ上で見かける滑らかな曲線の代表的なもので、3次ベジェ曲線では4つの制御点でひとつの曲線が定義される。最初と最後の制御点は始点と終点を表していて、残りの二つの点の置く場所によって曲線の向かう方向とその勢いを制御することができる。

いままでベジェ曲線の理解はあやふやだったのだけど、Wikipediaの説明を読んで自分で描画してみたら意外と簡単だった。

(via gtokio)

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29 4 / 2012

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29 4 / 2012

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